沿革
Mipoxは1925年、顔料と色箔の輸入業者としてドイツ資本により設立されました。
その後、箔の塗布技術を応用して研磨フィルムの製造に成功。
精密研磨分野に参入し、
今では、製品提供から受託加工、コンサルティングまでをトータルに手がける
研磨のワンストップソリューション企業へと成長を遂げました。
これからも、精密研磨だけでなく一般研磨市場向け製品をはじめ、
さらなる製品ラインナップの拡充を目指して
技術・サービスの向上に努めてまいります。
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1925顔料、
箔材の製造・販売 -
1967~研磨材メーカー
としての地位確立 -
1981~精密研磨材、研磨装置を
扱う
総合研磨材メーカーとして
地位を得る -
1990~グローバル化、
超精密研磨領域へ -
2004~事業分野の拡大、
IT化推進 -
2020~
1925~1966
顔料、箔材の製造・販売


自動コーティングマシン
(巻箔)


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- 1925
- L.レイボルト商館の顔料、箔部門を独立
独逸顔料合名会社設立
顔料・金箔・金粉の輸入販売 - 1928
- 専属工場設立 粉箔の製造開始
- 1938
- 専属工場を増設 色箔・本金代用着色箔の製造開始
- 1941
- 独逸顔料工業株式会社に改組
- 1950
- 山梨工場を新設(八代郡石和町) 粉箔・着色箔の製造開始
- 1955
- 金沢工場を新設 アルミ箔の製造開始
- 1961
- 昭島工場を新設 各工場を集約 総合工場として操業開始
- 1965
- 全自動コーティングマシンを導入
色巻箔の量産体制を確立

1967~1980
研磨材メーカーとしての地位確立


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- 1967
- 研磨フィルム(研磨材)の開発に着手
研磨フィルムの製品化に成功 - 1970
- 「フィニッシングテープ」の名称で販売開始
昭島工場 大改築 大型コーティングマシンを導入 - 1974
- 研磨フィルム専用大型全自動コーティングマシンを導入
- 1978
- 研磨フィルム製造用として 電子顕微鏡を導入
- 1980
- 高品質・精密研磨フィルム製造用としてクリーンルーム工場の稼働開始

1981~1989
精密研磨材、研磨装置を扱う総合研磨材メーカーとして地位を得る


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- 1981
- 日本ミクロコーティング(株)へ商号変更
海外市場からの取引が急増
製品ブランド「MIPOX」に統一、海外進出を目指す
磁気メディア(フロッピーディスク)用クリーニングディスクを開発、販売開始
昭島工場 コーティング工場増築 - 1983
- 最新鋭クリーンルームを竣工
大型コーティングマシンの増設・大量生産体制を整える
精密研磨材「マイクロクリーニングディスク」の販売開始 - 1984
- 山梨工場(山梨ミクロコーティング(株))の建設に着手
同工場の稼働開始 - 1987
- 米国ノートン社との販売提携開始
昭島工場内に研究開発室(ラボ)を新設 - 1989
- 箔の製造部門を帝国インキ製造(株)へ譲渡


1990年~2003年
グローバル化、超精密研磨領域へ



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- 1989
- 米国カリフォルニア州にマイポックス・インターナショナル・コーポレーションを設立
- 1994
- 液晶パネル用研磨装置(液晶パネルクリーナー)を開発、販売開始
- 1995
- 半導体用研磨装置 シリコンウェーハ用エッジポリッシャーを開発、販売開始
- 1996
- 山梨工場クリーンルームを増強・改修
ハードディスク用研磨材を開発 新製品としてリリース - 1997
- マレーシア現地法人 MIPOX Malaysia SDN.BHD. を設立
大口径12インチ用シリコンウェーハエッジポリッシャーを開発、販売開始
ハードディスク用研磨剤(スラリー・潤滑剤)を開発、販売開始 - 1998
- ダイヤモンドスラリーを本格受注
R&D体制を強化 ハードディスク用研磨装置(テープバーニッシュ装置)を開発、販売開始 - 1999
- マレーシア ペナン工場設立、稼働開始
ハードディスク用スラリー、潤滑剤の開発強化、販売増強
光ファイバー用研磨フィルムの開発、販売を強化 - 2001
- ガラス製ハードディスク基板向け テクスチャー技術を開発、採用に至る
日本ミクロコーティング(株)として JASDAQ店頭市場に上場 - 2002
- 半導体用研磨材(CMPパッド)を開発、製造開始
ガラス製ハードディスク基板向け スラリーの量産、販売開始 - 2003
- 山梨工場 スーパークリーン対応の大型コーティングマシンを設置、稼働開始



2004年~2019年
事業分野の拡大、IT化推進



~公園美化活動~

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- 2007
- シンガポール現地会社Mipox Singapore Pte Ltd. を設立
- 2008
- 自動車用研磨材VARIOFILMをリリース、販売開始
- 2010
- 受託事業(受託塗布・受託研磨)強化
- 2011
- クラウドアプリSalesforceの運用開始
- 2012
- インド現地法人MIPOX Abrasives India Pvt. Ltd. を設立
- 2013
- Mipox株式会社に社名変更
本社を東京都昭島市から東京都立川市へ移転 - 2015
- レフライト株式会社及び日本レフライト工業株式会社の一部事業を継承
子会社のMipox Kyoto株式会社を設立。反射材の取扱いを開始 - 2016
- 見える化・ワンオフィス化を推進
全拠点で統一のERPシステムの導入が完了
日本研紙株式会社を買収。サンドペーパー、砥石等 汎用研磨材の取扱いを開始 - 2017
- Mipox Kyoto株式会社を吸収合併
- 2018
- タイ現地法人Mipox (Thailand) Co., Ltd. を設立
経営理念「MipoxWay」へ刷新
有限会社ビジョンサイテックより一部事業及び知的財産を継承




2020年~
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- 2020
- 中国の生産拠点を閉鎖、グローバルでの製造拠点集約
再帰性反射布「Ref Lite」のブランドリニューアル
本社および国内営業オフィスをシェアオフィスに移転
社会貢献プロジェクトを始動 - 2021
- 4月 日本研紙株式会社を吸収合併
9月 株式会社オリエントのオムニ事業及びカーボナイト事業を吸収分割により継承
10月 呉ベースを新設
11月 株式会社UJ-crystalとの資本業務提携 - 2022
- 4月 鹿沼事業所を設立
6月 ミスミ化学株式会社を子会社化
7月 本社を東京都千代田区(四谷オフィス)へ移転
11月 タイの工場(MIPOX(Thailand)co., Lrd,)を閉鎖 - 2023
- 3月 株式会社スガ コーディングスのコーティング事業を事業譲渡により継承
4月 本社を鹿沼事業所に移転
6月 本店を鹿沼事業所に移転
10月 IH(高周波誘導加熱)粉体塗装ラボを鹿沼事業所に新設
10月 京都工場閉鎖
10月 有限会社大久保鉄工所を子会社化 - 2024
- 1月 インド現地法人MIPOX Abrasives India Pvt. Ltd. 工場移転
10月 thomas株式会社と資本業務提携契約を締結
10月 鹿沼事業所にて ISO 14001:2015認証取得

