ダイヤラプターとは
ダイヤラプターは、試料片研磨の効率を劇的に向上させることを目的に開発された試料片研磨ディスクです。基材には磁性を持つ冷間圧延鋼板(厚み0.5mm)を採用し、表面にはトライアングルパターンの研磨層を形成しています。
製品名「ダイヤラプター(DiaRaptor)」は、ダイヤモンド(Diamond)と、俊敏さと鋭さの象徴であるヴェロキラプトル(Velociraptor)を組み合わせた造語です。「精密さに、野性の俊敏を。」というコンセプトのもと、スピーディかつ高精度に素材を削り取る切削力を製品名に込めています。
製品スペック
ダイヤラプターの基材には、研磨機のマグネットプレートへの吸着性を確保するため、磁性を持つ冷間圧延鋼板を採用しています。厚みは0.5mmと従来比で強化されており、繰り返し脱着時の変形に強い剛性を持ちます。表面のトライアングルパターンは、研磨中に切粉の排出を促しつつ接触面積を均一に保つことで、安定した研削力を長時間維持します。
ダイヤラプターの3つの特長
高研削力・耐久性・カスタマイズ性の3つが組み合わさることで、「導入してすぐ使える」「長く使い続けられる」「既存の設備に合わせられる」という、現場が本当に求める使いやすさが実現しています。1枚のディスクで荒加工から仕上げまで対応できるため、番手切り替えのたびにディスクを交換する手間も最小限に抑えられます。
現場課題と改善ポイント
ダイヤラプターの開発にあたっては、研磨現場のユーザーから寄せられた声を丁寧に拾い上げました。従来の試料片研磨ディスクでは、繰り返し使用による基材の変形・折れ曲がり、そしてダイヤ研磨層の剥離といったトラブルが多く報告されていました。現場からは「もっと切れ続けてほしい」「脱着のたびに変形してしまう」「1枚で長く使いたい」といった声があり、それが今回の改良につながっています。
こうした声を受けて、基材の厚みを0.3mmから0.5mmへ増強。繰り返し脱着しても変形が起きにくいタフな設計を実現しました。また、独自の脱脂・表面処理により、ダイヤ樹脂の密着性を高め、剥離トラブルを防止しています。
・独自の脱脂・表面処理でダイヤ樹脂の密着性を極限まで向上し、剥離を防止
・20分間の連続研削でも初期の高い切削効率をキープ
他社品との比較データ
以下のデータはいずれも社内測定によるものです。
測定条件・比較対象の詳細については、お問い合わせください。
※ 上記数値はすべて社内評価データに基づくものです。測定条件・比較対象の詳細はお問い合わせください。
まとめ
ダイヤラプターは、「変形しない」「剥がれない」「削れ続ける」という試料片研磨の現場が求める性能を1枚に凝縮した製品です。他社品を上回る研削力と従来比225%の切削量により、面出し工程の効率化とラボ全体の生産性向上に貢献します。番手・サイズのカスタマイズにも対応しているため、現在お使いの研磨機器に合わせた最適な運用が可能です。
「自社の用途に合う番手がわからない」「現在使っているディスクと比較してみたい」といったご相談にも、マイポックスの担当者が丁寧にお答えします。まずはお気軽にお問い合わせください。
