車のボディの劣化や傷にお悩みの方は多いのではないでしょうか。そんな方にお勧めしたいのが、車磨き(カーポリッシング)です。くすんでいる塗装面を平滑にすることで、失われていたボディの艶は回復します。今回は、ボディ磨きについて解説します。

この記事でわかること✓ 車磨きに使う7つの道具とその役割✓ 耐水ペーパー選びのポイント(番手)✓ ウールバフ/ウレタンバフの使い分け


目次

  1. 車磨きに使う7つの道具
  2. よくある質問
  3. まとめ

ポリッシングとは

車のボディには、使用年数がたつごとに細かい擦り傷や、雨染み、鉄粉などの汚れが付着します。通常の洗車では落とせず、光の反射がうまくいかなくなることでボディ表面の輝きにくすみが生じます。ポリッシングとは、細かい粒度の研磨材(研磨ペーパー)と非常に粒子の細かい研磨剤(コンパウンド)を使用し、ボディの傷や汚れを落としていく作業です。

車磨きに使う7つの道具

ボディ磨きは、次の7つの道具を工程順に使用します。まずは全体像をチェックしてから、それぞれの使い方を見ていきましょう。

STEP 01洗車
ボディを磨く前に汚れ落としが大切です。ほこりや砂、雨染み、鉄粉が付着したまま作業すると、つやが出ないどころかキズを付ける原因になります。泡立ちと泡切れが良好なカーシャンプーを使いましょう。
 

STEP 02ボディの鉄粉取り
カーシャンプー後、ボディが濡れた状態のうちに鉄粉や塗装ミストを取り除きます。鉄粉は時間がたつと酸化して固着するやっかいな汚れで、付着した箇所は手でなでるとザラザラします。通常のシャンプーでは落としづらいため、専用の鉄粉取り粘土を使いましょう。

STEP 03マスキングテープ
電動ポリッシャーやバフでボディのエッジ部分、ヘッドライトカバー、グリルカバーなどを誤って傷つけないよう養生する際に使用します。サイズが豊富なので、使用箇所に合わせて選びましょう。
 

STEP 04耐水ペーパー
ボディ磨きの下準備として、表面の小さな傷や頑固な汚れを研磨します。水を付けて研磨する「水研ぎ」は、空研ぎより表面がなめらかに仕上がりやすく、粉塵が飛散しにくく目詰まりもしにくいのがメリットです。
 

塗装表面のクリア層、ボディカラーが塗装されているカラー層についた小傷には、番手#1000~#3000の目の細かい耐水ペーパーを使用しましょう。


STEP 05コンパウンド
ボディ表面についた傷を消すために使用する研磨剤です。紙に研磨剤が接着されたサンドペーパーに対し、コンパウンドは粉状の研磨剤を薬剤と混ぜ液体状にした製品がほとんどです。研磨ペーパー同様さまざまな目の細かさがあり、ポリッシャーにバフを装着して回転させ研磨する方法で用いられます。

STEP 06ポリッシャー
円形のバフを回転させ、コンパウンドを用いて細かな傷消し、水垢取り、艶出し、ワックス塗布などに使うハンディタイプの電動工具です。手作業に比べて労力が小さく、広い面積でも短時間で磨きを終えられます。
 
ポリッシャーの回転方式3タイプ
シングルアクション1方向に単純回転
ギアアクション1方向+変則的な動き
ダブルアクション回転+偏芯運動


STEP 07バフ
磨き作業でボディに直接触れる道具です。バフ選びのポイントは素材と厚み。厚みがあるほどポリッシャーの回転部分がボディに接触しにくくなります。
ウールバフ下地処理・傷消し作業向け。やや粗い細目〜中目のコンパウンドと併用。
ウレタンバフ艶出し・仕上げ作業向け。粒度の細かい艶出し用コンパウンドと併用。

ヘッドライト完成品

よくある質問

Q. 耐水ペーパーは何番手を使えばいい?

A. 塗装表面のクリア層やカラー層についた小傷には、番手#1000〜#3000の目の細かい耐水ペーパーが適しています。

Q. 機械を使わずに車磨きはできる?

A. 可能です。今回紹介したのは機械(電動ポリッシャー)を使う工法ですが、「手磨き」でできる工法もあります。道具選びに迷う場合は、まずは手磨き用ツールから揃えるのがおすすめです。


まとめ

今回は、機械を使用した工法を紹介しましたが、ポリッシングには「手磨き」でできる工法もあります。道具を買い揃えようか迷っている方は、まずは手磨き用ツールを購入することをおすすめします。当社は今後も研磨材の課題である目詰まりや耐久性の改善を継続し、お客様に満足していただける製品を開発していくよう努力してまいります。今後の当社製品にご期待ください。


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