ご家庭の玄関先などに使用される御影石はその美しい質感や耐久性で玄関アプローチなどのエクステリアとして非常に多く使われています。しかし、雨風に晒されていくとその美しい石の表面は汚れや苔、黒ずみなどで見た目が損なわれてしまいます。そんな時におすすめの、Mipoxが提供する石材用研磨材であるダイヤ製品を紹介させていただきます。
御影石の特徴
御影石はその見た目の美しさと堅牢さから、日本の地域で古くから墓石や庭石などに利用されてきた天然石です。その名称は主要産地である兵庫県の御影町から名付けられました。御影石の最大の特徴はその硬さと耐久性にあります。風化による劣化が遅く、長期にわたり美観を保つことができます。また、摩耗や傷がつきにくく、重い荷重に対しても非常に強いため、歩道や道路の舗装、建築材等にも用いられます。
美しい光沢も特徴的で、黒や灰色、赤褐色といった多彩な色調を持つことから、豪華さや格式を重んじる空間によく用いられます。エクステリアからインテリアまで、様々な場所でその存在感を放つ御影石は、その質感と耐久性から多くの場面で活躍する素材と言えるでしょう。

実際に御影石をクリーニングしてみた
今回、あるご家庭の玄関アプローチの御影石を磨いてみました。雨風に晒されていくとその美しい石の表面は汚れや苔、黒ずみなどで見た目が損なわれ、以前に薬剤でクリーニングを試みましたがより一層表面が荒れて黒ずんでしまい、キレイにしたいと要望がありました。そこで、実際に弊社の石材用研磨材を試すご機会を頂き、クリーニングしてみました。
使用した当社製品
ダイヤ製品FIF-MSN 400番 → FIF-MSN 800番 → FIF-MSN 1500番
使用ツール
ウォーターサンダー WS-5
最初に黒ずみの頑固な汚れを削り落とすためにFIF-MSN 400番でしっかり削っていきます。黒ずみの状態によっては、もう1番手(200番)、2番手(100番) 粗い製品をご使用いただくことで作業時間の効率を上げることが可能となります。
ひと通り黒ずみ汚れを落とせたら、次は研磨キズをなくす作業となります。今回は400番で削ったので、その研磨キズを消すために800番の製品で軽く削りました。そうすることで400番の研磨目を消して、細かい仕上がりとなりより光沢のある石の表面状態となります。
ここから先の研磨についてはお客様のご希望等に合わせて、より細かい番手を使用して研磨することでより一層光沢の高い鏡面状態にすることが可能です。


研磨する際の注意事項としては必ず水をご使用頂くようお願います。その理由はドライで研磨すると研磨材に使用しているダイヤ微粉が石の表面を深くキズつける恐れがあるためです。そのリスクを避けるためにも潤滑剤として注水でのご使用いただくことをお願いします。また、研磨した際の研磨熱の発生を抑制することができ、使用する研磨材へのダメージも抑えることができ、耐久性もよくご使用いただけます。
まとめ
Mipoxの石材用研磨材は、大切な住宅の美化・保全に大きな役割を担っています。御影石の表面を滑らかにするだけではなく、さらにはどのような種類の石材でも最大限に美しさを引き出します。
大理石(マーブル)から花崗岩、砂岩、頁岩まで、さまざまな種類の石材に対応しています。エンジニアードストーンやコンクリートといった人工素材の研磨にも対応可能です。これらの材料全てに対して、適切な矯正や精緻な研磨を行い、その本来の美しさを際立たせます。Mipoxの石材用研磨材が真に輝くのは、その並外れた適応性と多様性です。強靭な研磨力と耐磨耗性により長期間使い続けることが可能となり、どのような作業にも対応し、作業効率の向上とコスト削減が実現でき最高の結果を提供いたします。
石材本来の美しさを際立たせ、お客様にご満足頂くことが可能となります。インテリアデザインや建築、さらには彫刻など、あらゆる石材作品を手掛ける皆様の最良のパートナーとしてMipoxの石材用研磨材をご活用ください。
「美しい石材を更に美しく」、更なる美の世界を創造のためMipox石材用研磨材(ダイヤ製品)の性能と仕上がりの感動をぜひ一度体験して頂きたいと思います。
【Mipox石材用ダイヤ製品:FIF-MSN】
