目次

  1. はじめに|いよいよ迎えたホームレース、戦いの舞台は日本へ
  2. レース前日|VSRのレジェンド、マイポックス鹿沼本社へ来場!
  3. 練習走行|FP1から両クラスでトップタイムの好発進
  4. 第3戦富士|レース1:日本の梅雨がもたらした大雨。激戦を制し5連勝!
  5. 【現地独占インタビュー】レース1直後のドライバーを直撃!
  6. 第3戦富士|レース2:視界ゼロの濃霧。限界の死闘で見せた驚異の「クラス6連勝」
  7. 次戦・韓国(Inje Speedium)へ
  8. まとめ

はじめに|いよいよ迎えたホームレース、戦いの舞台は日本へ

マレーシアでの開幕戦セパン(第1戦レポート)、中国での第2戦寧波(第2戦レポート)を経て、「2026 ランボルギーニ・スーパートロフェオ・アジア」はついに第3戦を迎えました。

VSRの98号車が富士スピードウェイへ

6月19日〜21日、舞台となったのは日本のモータースポーツの聖地「富士スピードウェイ」。マイポックスが戦略的パートナーシップを締結するイタリアの名門チーム「Vincenzo Sospiri Racing(VSR)」にとって、そしてマイポックスにとっても待望の国内開催です。

ドライバーとメカニック

今回は初の日本ラウンドということもあり、レース前日の特別な交流から、大雨と濃霧に包まれた過酷なサーキットでの現地取材、ドライバーへの突撃インタビューまで、熱量たっぷりに現地からお届けします!

98号車と6号車をセッティング中

レース前日|VSRのレジェンド、マイポックス鹿沼本社へ来場!

レースウィークの幕開けに先立つ6月18日、マイポックス鹿沼本社(栃木県)に特別なゲストがやってきました。VSRのチーム代表であり、元F1ドライバーでもあるヴィンチェンツォ・ソスピリ(Vincenzo Sospiri)氏です。

マイポックス代表の渡邉とVSRヴィンチェンツォ
マイポックス代表取締役社長 渡邉淳(左)と、富士戦を前に鹿沼本社を訪れたVSRチーム代表 ヴィンチェンツォ・ソスピリ氏(右)

ヴィンチェンツォ氏は、自動車関連の精密研磨フィルムなどを製造するマイポックスの「塗る・切る・磨く」のモノづくり現場を熱心に見学されました。世界トップレベルのモータースポーツチームを率いる立場の方が、ものづくりの現場にここまで足を踏み入れてくれることは、マイポックスの社員にとっても大きな誇りと刺激となる時間でした。

マイポックス鹿沼事業所メンバーと交流

この最高の雰囲気のまま、チームは翌日からの富士戦へと挑むことになります。

練習走行|FP1から両クラスでトップタイムの好発進

VSR98号車とドライバー 練習走行直前

6月19日のフリープラクティス1(FP1)から、VSRは完璧な仕上がりを見せました。

98号車レース風景

Proクラスの6号車、Pro-Amクラスの98号車がともにセッション1位(P1)を記録。「これ以上ない週末のスタート」とチーム全体が最高のモチベーションで予選・決勝へと駒を進めました。

6号車レース風景

第3戦富士|レース1:日本の梅雨がもたらした大雨。激戦を制し5連勝!

大雨の中のレース

6月20日に行われたレース1は、日本の梅雨らしいヘビーウエット(大雨)のコンディションとなりました。

一瞬の判断が勝敗を分けるピット。チーム代表 ヴィンチェンツォ・ソスピリ氏(右)と、現役ドライバーでもありチームマネージャーを務める根本選手(左)がモニターを見つめ、的確な指示を送り続けた
一瞬の判断が勝敗を分けるピット。チーム代表 ヴィンチェンツォ・ソスピリ氏(右)と、現役ドライバーでもありチームマネージャーを務める根本選手(左)がモニターを見つめ、的確な指示を送り続けた
VSR98号車雨天でのレース

視界を奪うほどの雨の中、Pro-Amクラスの98号車(Todd / Chris組)は、クリス選手が抜群のコントロールで序盤を牽引。中盤に順位を少し落とす場面もありましたが、トッド選手へのスムーズなドライバー交代から息をのむ完璧なドライブを披露。見事にPro-Amクラス優勝(総合2位)を果たし、シーズン開幕からのクラス5連勝という大記録を打ち立てました。

雨天の中の6号車レース風景

一方、Proクラスの6号車(Liam / Gustaw組)の若き二人にとっては、これが「GTカーでの初めての雨のレース」という非常に過酷な試練でした。しかし、スティント後半にかけて驚異的なペースアップを見せ、見事にProクラス3位(総合4位)をもぎ取りました。

チームで記念写真
98号車ドライバー
6号車ドライバー

【現地独占インタビュー】レース1直後のドライバーを直撃!

マイポックスの取材班は、レース1を終えたばかりの98号車のピットを訪問。トッド選手(左)とクリス選手(右)にお話を伺いました。

レース後、インタビューに答えてくださったお二人

ーーレース1を終えて、今のお気持ちは?

トッド選手:「最高だよ、完璧さ!すごくタフなレースだったけれど、しっかりとコース上にマシンを留め続けて走りきることができたよ」

ーー今回は路面条件などがかなり難しかったと思いますが、いかがでしたか?

クリス選手:「事前にこのサーキットであまり練習を重ねられない状況というのは、いつだって難しいものさ。しかも、ウェットコンディションの富士を走るのは僕にとって初めてだったから、コースに出てマシンの挙動を確かめるのはすごくエキサイティングだった。僕にとってはまた一つ勝利が増えた形だけど、富士での初レースとしては素晴らしい結果だ。相棒のトッドも本当に見事な仕事をしてくれた。またこうして新しいトロフィーと一緒にここにいられて嬉しいよ」

第3戦富士|レース2:視界ゼロの濃霧。限界の死闘で見せた驚異の「クラス6連勝」

翌21日のレース2は、富士スピードウェイ名物の「激しい濃霧」がサーキットを包み込む、さらに緊迫した状況となりました。

スタート前

前方が見えないほどの過酷な状況下、98号車(Todd / Chris組)は一切のミスを許さない冷静な走りを維持。ライバルたちを寄せ付けず、Pro-Amクラスで見事2日連続の優勝を飾りました!これにより、開幕から負けなしの驚異のクラス6連勝を達成。ポイントリーダーとしての地位をより確固たるものにしました。

6号車 98号車 2日目のレース
レース風景

Proクラスの6号車(Liam / Gustaw組)も負けていません。チェッカーフラッグが振られる最後の最後まで、総合2位を巡る熾烈なテール・トゥ・ノーズのドッグファイトを展開。僅差で惜しくも届かなかったものの、目の離せない圧巻のパフォーマンスで総合3位(Proクラス上位)フィニッシュを達成しました。

チェッカーフラッグ

レース後、VSRの公式SNSには「現地まで応援に駆けつけてくれたマイポックスに、特別な感謝を伝えたい。最高の週末を共に過ごせたことを光栄に思う」とのコメントが投稿されました。マイポックスにとっても、現地取材を通じてチームと深く関わることができた特別な日本ラウンドとなりました。

レース1
98号車:Pro-Amクラス優勝
総合2位・開幕5連勝
6号車:Proクラス3位
総合4位
レース2
98号車:Pro-Amクラス優勝
開幕6連勝!
6号車:総合3位獲得
激しい表彰台争いを展開
レース終了時
また、今ラウンドではモデルの吉村愛梨さんがVSR Asiaのレースクイーンとしてチームに参加。ピットやコース上で華やかな存在感を放ち、現地を訪れたファンを楽しませました。
2日目表彰式
2日目表彰式

次戦・韓国(Inje Speedium)へ

VSR 98号車

今回の日本ラウンドは、大雨と濃霧という極限のコンディションが選手たちを試した週末でした。しかし、ヴィンチェンツォ氏が「VSRは雨が好きだ」と語る通り、チームは難コンディションも味方につけ、臨機応変な戦略と確かなドライビング技術で連勝を伸ばしてみせました。

98号車雨天レース

そして、嬉しいお土産がもう一つ。VSRのチームから、マイポックスのためにチームグッズへサインをいただきました!この貴重なサイン入りグッズは、現在、鹿沼本社のエントランスに展示中です。ご来社の際はぜひ、直筆サインからレースの熱気を感じてみてください。

鹿沼事業所エントランスに展示中

聖地・富士での熱戦を終えたVSR。次戦は7月16日〜18日、韓国のインジェ・スピーディウム(Inje Speedium)での第4戦となります。

チームでの記念写真

無敗街道を突き進むVSRの挑戦に、引き続き熱い応援をよろしくお願いいたします!

まとめ

  • マイポックスが支援するVSRが、国内初開催となる「富士スピードウェイ」で圧巻の走りを披露
  • レース前日には、チーム代表のヴィンチェンツォ氏がマイポックス鹿沼本社の製造現場を見学
  • レース1(大雨)、レース2(濃霧)ともに過酷な環境を制し、98号車がPro-Amクラス開幕6連勝の快挙
  • 6号車も両レースで表彰台圏内に食い込む激走を見せる
  • 次戦は2026年7月、韓国のインジェ・スピーディウム
VSR 98号車と他号車

マイポックスは、これからもパートナーとしてVSRの挑戦を支え、その軌跡を発信してまいります。