深圳国際会展中心(深圳ワールド・エキシビション&コンベンションセンター)で開催された「第27届中国国際光電博覧会(CIOE 2026)」に参加してまいりました。
CIOE 2026(第27届中国国際光電博覧会)の規模は、公式サイトの情報によると以下の通りです。
同時期にIICIE(国際集積回路創新博覧会)、elexcon(第23回深圳国際電子展暨嵌入式展)が同会場で同時開催される「三展聯動」という形をとっており、前回を大きく上回る規模での開催となりました。
今回はHALL1〜13のCIOE(中国国際光電博覧会)と、HALL14〜16のIICIE(国際集積回路創新博覧会)・elexcon(深圳国際電子展)が同時開催される「三展聯動」という形をとっており、半導体・光電・電子の全産業チェーンを一つの会場でカバーする規模でした。全18館という広大な会場を歩くだけでも、業界の熱量を肌で感じることができました。
マイポックスはアポロ社ブース内で出展
今回、マイポックスはアポロ社(阿博隆)のブース内での出展という形をとりました。2025年の倍の面積で臨みました。
同じブース内には以下の企業も名を連ねており、日中双方の光関連企業が集まる賑やかな一角となっていました。
ブースには「Sharpen Innovation.」を掲げた大型サイネージを設置し、以下の技術資料を展示しました。
特に2-in-1 Slurryは、従来2工程必要だった研磨液プロセスを1工程に集約した開発品で、時間短縮・生産効率向上・コスト削減・環境負荷低減を同時に実現するものとして紹介しました。多くの来場者にお立ち寄りいただき、活発な商談の場となりました。
会場で強く感じた「自動化」のトレンド
会場を歩いていて特に印象に残ったのが、光ファイバー関連の周辺機器メーカーによる全自動化設備の展示です。9号館のブースでは、MT/FA全自動光纖研磨機や、MT/MMC/FA自動研磨機、さらにはMPO/MTP光纖研磨機といった製品がずらりと並んでいました。
従来は熟練工の技術に頼っていた研磨工程が、装置側の自動化によって標準化・効率化されつつあることを、展示を通じて強く実感しました。
我々にとっての示唆
精密研磨材料を手掛ける当社としても、この自動化の潮流には無関係ではいられません。お客様である光コネクタ・光ファイバー加工メーカー各社が生産設備の自動化を進める中で、当社の研磨材・スラリーもまた、自動化ラインに最適化された仕様・供給体制が求められていくはずです。
今回の視察を通じて、単に「良い研磨材を作る」だけでなく、「自動化された生産ラインの中でどう性能を発揮させるか」という視点を持つことの重要性を改めて認識しました。
実際、当社が展示した2-in-1 Slurryも、工程数そのものを減らすことで生産効率を高めるという発想は、会場で見た自動化設備のトレンドと根っこの部分で通じるものがあると感じています。このトレンドにしっかりとキャッチアップし、次の製品開発や技術提案に反映させていきたいと考えています。
まとめ
第27回CIOE 2026は、前回を上回る規模で開催され、光電・半導体・電子の全産業チェーンが一堂に会する熱量の高い展示会でした。マイポックスはアポロ社ブース内で2-in-1 Slurryなどの技術を紹介し、多くの来場者と商談の機会を持つことができました。また会場全体を通じて、光ファイバー研磨工程における自動化トレンドを強く実感し、今後の製品開発・技術提案における重要な視点を得た出張となりました。
会場では日系企業を含む数多くの企業・技術者の方々と交流でき、大変実りの多い出張となりました。
ご挨拶いただいた皆様、ブースにお立ち寄りいただいた皆様に、この場を借りて御礼申し上げます。
引き続きマイポックスの取り組みにご注目いただければ幸いです。
記事No,540
