ご家庭のあらゆるところに使用されている鉄製品。その鉄製品に付きまとう厄介な問題として錆(さび)があります。今回は鉄の赤錆に着目し、ワイヤーブラシ・クエン酸と重曹・研磨紙・不織布研磨材という定番の4つの方法を、研磨材メーカーである弊社が実際に試して比較検証しました。それぞれの除去力・傷のつきにくさ・手軽さ・コストを一覧表にまとめましたので、ご家庭の錆落としの参考にしてください。
比較早見表
各手法の詳細な解説の前に、まず結論から見たい方のための早見表です。
◎○△×は本文中のメリット・デメリットに基づく評価です。
赤錆の原因について
赤錆の原因について説明する前に、そもそも赤錆とは何なのでしょうか。答えは、鉄が酸化した時に発生する酸化第二鉄のことです。この酸化反応に必要なのが水と酸素です。
水(H2O)にぬれた鉄(Fe)は、空気中の酸素(O2)と少しずつ結びついていきます反応が進むと水分はなくなり、鉄の表面は赤茶色の「赤錆(酸化第二鉄)」に変化します
研磨製品を使った様々な錆落としの方法とメリット・デメリット
さて、原因は分かっていても完全に防ぐことが難しい錆。
特に野外で使用する自転車の錆などには、皆様も悩まされているのではないでしょうか。
そこで、発生してしまった赤錆を落とす方法を、実際に検証しながらご紹介いたします。
ステンレスワイヤーブラシ
ホームセンターなので容易に手に入るステンレス製ワイヤーブラシで錆を削り落としてみます。
クエン酸と重曹
水に溶かしたクエン酸水溶液を布に染み込ませ、錆を覆います。
数分放置した後、水で洗い流してから重曹:水を1:5で混ぜた水溶液を使用して磨いていきます。
最後にきれいな水で洗い流して拭き取ります。
研磨紙
弊社の耐水研磨紙WTCC600番と1200番で錆を削ってみます。
不織布研磨材
弊社の不織布研磨材ユニベックスF(220番相当)、VF(400番相当)、ユニウールパープル(800番相当)を使用して錆を磨いていきます。
各研磨製品の特徴のまとめ
ここまで4つの錆落としの方法を紹介してきましたが、それぞれに特徴があり、組み合わせることによって作業効率が高まります。
例えば、頑固な錆を落とす際、まずはワイヤーブラシである程度錆を落とした後、不織布研磨材を使って丁寧に仕上げを行うといった使い方が考えられます。落としたい錆の具合や製品によって使い分ける必要があり、上記のメリット・デメリットを参考にしていただけると幸いです。
覚えておきたい!錆の防止方法
鉄に水滴を付けたまま一日放置してみました。
たった一日でこの状態です。二度とこのような錆に出会わないために、次の2つのことを行ってください。
よくある質問(FAQ)
まとめ
錆は落とすよりも、発生させない方が簡単です。適度な手入れを行い、水が付着したまま放置しないことが大切です。 万が一錆が発生した場合、当社の研磨紙・不織布研磨製品を錆落としの方法として思い出していただければ幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうござました。
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