Mipoxでは、研磨材の製造・提供だけにとどまらず、「使いきれなかった素材の価値」にも目を向け、廃棄予定の研磨紙の有効活用に取り組んでいます。 今回、その一環として、石川県七尾市で家具や椅子の補修を手がける株式会社エフラボ様に、廃材研磨紙をお届けしました。前回記事化したenloop-サイクラーズ様のご紹介です。 https://www.mipox.co.jp/media/archives/208 エフラボ様は日本最大の椅子再生工場です。

その研磨紙が、思わぬ形で“再活用”されました。

 

目次

  1. テーブルの再塗装で、廃材が再び活躍
  2. 廃棄か、活用か――「もったいない」に向き合う
  3. 廃材に価値を。素材の「第二の人生」を支えるパートナーへ

テーブルの再塗装で、廃材が再び活躍

今回、エフラボ様が使用されたのは、テーブルの天板を再塗装する際の下地処理の工程。使われた研磨紙は、もともと出荷される予定だったが、わずかな不良や仕様違いなどにより廃棄対象となったものでした。

 

しかしその実力は、「まったく正規品と遜色なし」と高く評価されています。

 

「普段使っている正規品と違和感なく使用でき、むしろもったいないと感じたほど。特に、尺角サイズの研磨紙は、少し不良があっても使い方を工夫すれば十分に活かせると実感しました」(エフラボ 谷内様)

廃棄か、活用か――「もったいない」に向き合う

廃棄予定品であっても、その多くは十分な性能を持ち、使い方次第では十分に再利用が可能です。今回の取り組みは、エフラボ様の現場力と創意工夫、そして私たちMipoxの「素材を無駄にしない」という共通の想いが重なって実現したものです。

 

私たちはこれを、単なるリユース活動ではなく、“共創型サーキュラーエコノミー”の第一歩と捉えています。

廃材に価値を。素材の「第二の人生」を支えるパートナーへ

Mipoxでは今後も、研磨紙をはじめとする余剰資材の活用可能性を広げるパートナーを全国から募集してまいります。特に、技術や創造力で再利用に取り組む地域の職人・事業者の方々と手を携えながら、「素材の命をつなぐ」プロジェクトを展開していきたいと考えています。

▽今回ご協力いただいたパートナー様(enloop-サイクラーズ様ご紹介) 株式会社エフラボ 椅子の張替補修、家具の再生を手がける専門工房。 所在地:石川県七尾市中島町小牧19-1009-3 ウェブサイト:https://f-labo.jp/ 担当:谷内 玲香 様

 

「塗る・切る・磨くで世界を変える」Mipoxは、素材の新たな可能性を信じ、技術と心で社会と未来に貢献してまいります。